広島県安佐北署が特殊詐欺被害防止のための声掛けボードとDVD作る

広島県安佐北署が特殊詐欺被害防止のための声掛けボードとDVD作る広島県安佐北署は、毎年度3回、委員9人で警察署協議会を開催して活発な意見交換を行っている。第1回の署協議会で、新規委員(管内のコンビニ経営者)から「高齢者に声掛けをしているが、聞き入れてくれない場合もあり対応に苦慮している。対応事例を作ってはどうか」との意見が挙がった。

そこで同署では、特殊詐欺の手口を短文にまとめた質問形式のボードを使いながら声掛けができる「声掛けボード」を作成(写真)、新人スタッフでも躊躇なく活用できるよう、ボードの使い方を記録した「声掛け要領DVD」も制作した。

声掛けボードは「パソコンがウイルス感染した」「料金の未納、至急電話して」「○万円当選した」などの問い掛けに対し、ハイまたはイイエの二者択一とし、一つでも「ハイ」を選択した場合は、さらに踏み込んだ質問ができるように工夫がしてある。