山口県警の阿久津本部長が医師に対する講演 サイバー事案の事例と対策を説明
山口県警の阿久津正好本部長は2月18日、県医師会の勤務医部会の場で「サイバー空間をめぐる脅威情勢と対策」と題する講演を行った(写真)。講演会場やリモートで参加した県内勤務医など118人に対し、医療分野を巡るサイバー事案の事例と被害を未然に防止するための取組み、発生後の対応について説明。加えて、医療機関のサイバー事案への対処能力向上の必要性を訴えた。
参加した医師からは「ランサムウェア被害等に実際に遭った場合の警察への通報のタイミング」「警察における人材確保・育成状況」などに関する質疑があり、サイバー事案への関心の高さがうかがえた。