自転車ヘルメットの着用推進へ 岡山県岡山南署がBMXライダーを広報大使に委嘱
自転車利用者のヘルメット着用を推進し、交通死亡事故を抑止しようと、岡山県岡山南署は1月26日、岡山市を拠点に世界で活躍するプロBMXライダーの大池水杜さん(東京五輪7位入賞)を「自転車ヘルメット着用推進広報大使」に委嘱した。
委嘱式では、難波隆弘署長が委嘱状を手渡し、大池さんをモデルに起用した広報用ポスターが披露された(写真)。「何事もルールを守ることが大切。ヘルメットをかぶろう! 大切な命を守るために」と呼び掛けており、大池さんが直筆のサインを添えた。
BMXでは、練習でも競技でも必ずヘルメットを着用する必要がある。ポスターでは、大池さんが19歳の時に練習中に転倒し、くも膜下出血の大けがを負った際のエピソードにも触れており、「私はいつでも、楽しさと安全をヘルメットで両立してきた」と着用の大切さを訴えている。