岡山県警で経済安全保障セミナー 企業等の技術情報の流出防止へ
岡山県警本部外事課は、岡山コンベンションセンターで、県内企業等を対象とした経済安全保障セミナーを開催した。
県内の企業やアカデミア、商工団体、官公庁などから約200人が参加。経済安全保障の専門家として明星大学経営学部教授の細川昌彦氏を講師に迎え、経済安全保障に関する最新の情勢や対策などについて理解を深めた。
セミナーは、県の重点事業「守れ!岡山の企業!!経済安全保障対策の強化推進事業」の第2弾。冒頭、河原雄介本部長が「本日のセミナーを契機として、経済安全保障の重要性を改めて認識してもらうとともに、それぞれの組織において、技術流出に対する危機意識の向上やセキュリティ対策の強化等に取り組んでもらいたい」とあいさつ(写真)。細川氏による「企業・アカデミアが考えるべき『経済安全保障』とは」と題する講演や、外事課長による県警の取組紹介があり、参加者は企業等を取り巻く現状に危機感を強めた。