愛知県岡崎署が幹部向けイクボス研修 民間企業から講師迎え意識改革図る
愛知県岡崎署は自動車専用の精密部品を開発・販売する(株)アイシンの社員を部外講師に迎え、幹部職員に対するイクボス研修を行った。
同社では2015年に、女性活躍推進の活動として「イクボス塾」という取組みを始めた。イクボス塾でのイクボスは「部下のキャリアと人生を応援しながら組織業績も出し、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司」と定義。全社員が生き生きと仕事をし、能力を発揮できる職場を作るため、各部署の管理職の代表者が塾生となり、職場の課題解決活動を実践形式で学び、職場の風土改革を行っている。
今回の研修は、同署警務課係長が「イクボス塾」を題材としている論文を目にしたことから実現。講師からは、職場メンバーのやる気を引き出す育成、上司の決めつけ・思い込みへの気づき、女性の活躍と男性メンバーの変化(男性育休等)等の実際に取り組んだ改善事例の紹介があった(写真)。