愛知県一宮署と医師会が協定 高齢者の詐欺被害防止へかかりつけ医が防犯アドバイス

愛知県一宮署と医師会が協定 高齢者の詐欺被害防止へかかりつけ医が防犯アドバイス愛知県一宮署と一宮市医師会は、高齢者の特殊詐欺被害防止を目的とした協定を結んだ(写真)。同署が被害防止に役立つ情報を医師会に提供し、加盟する医師(743人)が被害に遭わないためのポイントを高齢患者に伝える。

持病等で定期的にかかりつけ医の診察を受けている高齢者は多く、同署が「命を預けているかかりつけ医の一言は極めて重い」ことに着目し、連携の運びとなった。

協定締結後には早速、医師会会長が開設する診療所で、高齢患者に詐欺被害に気を付けるべきポイントをアドバイス。高齢患者からは「かかりつけの先生からのアドバイスは心に響くため、非常に有効だと感じた」との好意的な声が聞かれた。