愛知県常滑署小鈴谷駐在所勤務員制作の詐欺被害防止ポップを管内コンビニ全店に設置
コンピューターウイルス除去等を名下とした詐欺被害を防ぐため、愛知県常滑署は小鈴谷駐在所勤務員が描いたイラスト入りの啓発ポップを(写真)、管内のコンビニ全店のカウンターに設置している。
啓発ポップのイラストは、詐欺犯が「電子マネー買って番号教えて」と騙り、警察官が「用心してください。サギですよ」と喚起する様子を描いたもの。裏面にも、レジ対応の店員の目に入るよう「電子マネーの購入目的をご確認ください。高齢者の被害が多発しています」との文言を入れ、購入目的の確認や、不審な点が見られる場合の警察への通報を促している。
8月の設置以降、電子マネー購入での詐欺被害は出ておらず、8月17日と9月20日には騙されて電子マネーを購入しようとした高齢者の被害を店員が水際で防いでいる。このときは、ポップを見せながら「詐欺のおそれがある」旨を伝えて警察に通報したといい、店員は「警察の名前が入ったポップのおかげでお客さんに注意しやすい」と話していた。