佐賀県警がテロ防止対策で官民連携ネットワークの分科会開く
佐賀県警は、官民連携ネットワーク「テロ対策パートナーシップ佐賀」の分科会を佐賀市内の公共施設で開催した(写真)。
県警では年に1回、構成員が一堂に会する総会を開いているが、この日の分科会には大規模集客施設やホームセンター、県教育総務課などが参加。県内では「第78回国民スポーツ大会」「第23回全国障害者スポーツ大会」の開催を来年10月に控えており、ネットワークの充実化やテロの未然防止に向けた危機意識の底上げを図るねらいだ。
分科会では、9月にホームセンターで実施した「爆発物の原料となり得る化学物質を大量に購入しようとする不審な人物が来店した」と想定したロールプレイング訓練の紹介が行われ、県警担当者が今後も各種事業者と同様の訓練を行うことを説明した。