群馬県大泉署の２駐在所勤務員の似顔絵入りチラシが還付金詐欺対策に効果

群馬県大泉署の赤岩・上五箇両駐在所勤務員の似顔絵をモチーフにした特殊詐欺被害防止の啓発チラシが、それぞれが管轄する金融機関のATMに貼り出され、「ユニーク」と地域住民から好評を得ている。

デザイン学校を卒業し、刑事課鑑識係で似顔絵を手がけた経験のある赤岩駐在所・宇留野巡査長が自身と、上五箇駐在所の木嶋巡査部長の似顔絵を描いた。チラシには「そのお金！ 振り込む前に」「必ず私達に相談してください」との文言も添え、県内で多発する還付金詐欺への注意を呼び掛ける内容になっている（写真）。

チラシを見た人からは「駐在さんに似てますね。顔が分かる駐在さんになら相談しやすいと思う」と反響は大きく、同署では今後、別地域の３駐在所員の似顔絵を入れたチラシの製作も計画している。