神奈川県警察学校に入校中の学生が体験型の災害警備訓練に挑む
神奈川県警は「防災週間(8月30日~9月5日)」にあわせ、警察学校に入校中の学生に対し「つなぐ、学ぶ、活かす」をテーマとした体験型の災害警備訓練を行った。
震災の記憶・教訓を伝承し、防災意識の醸成を図るためで、学生316人が参加。災害警備訓練では視聴覚教養で風水害や地震が発生した場合の対応を確認したほか、要救助者を一人で背負いながら運び、身近なものを使用した搬送、複数名で搬送する方法を学んだ。
資機材展示・使用訓練では、第一機動隊が保有するレスキュー車や高性能救助車ウニモグを見学し、チェーンソーを使用した木材の切断に挑むとともに、指導員らが学生寮の屋上から降下する状況を見学。救助活動に必要なロープワークにも取り組み(写真)、災害時に必要な知識や技術の習得に努めた。