奈良県香芝署が高校生製作の防犯カルタを特殊詐欺防止活動に活用
特殊詐欺被害防止の啓発活動に活用しようと、奈良県香芝署は、管内に所在する県立香芝高校と県立大和広陵高校に防犯カルタの製作を依頼した。
防犯カルタは、詐欺被害防止のキーワードとなる「で/お/か/ね/の/は/な/し/は/さ/ぎ」を頭文字とした11枚。両校の美術部員や生徒会のメンバーが、自ら考えた図柄や文言をA2サイズの厚紙に描いて完成させた。
両校には署長感謝状が贈られ(写真)、代表生徒は「詐欺被害が減ってほしいとの願いを込めた。今後も防犯で何かできることがあれば、貢献したい」と意気込んでいた。同署では、防犯カルタを並べて「特殊詐欺ゲキタイかるた」と題したチラシも製作。今後、高齢者に対する講習などで使用するとしている。