兵庫県警が特殊詐欺情報を一元的に集約・管理できるシステムの運用を開始

兵庫県警は「特殊詐欺情報管理システム」を構築し、7月から運用を始めた。詐欺被害等に関する情報を一元的に集約・管理してタイムリーに共有することができる。

これまでは業務ごとにデータを管理し、電子メール等による報告を行っていたが、速やかな情報共有が困難であり、警察署から本部に報告するための業務や、県警本部での膨大な電子メールのデータ処理が大きな負担となっていた。

システムの運用により、県内で発生した詐欺の状況が迅速に共有され、現場警察官の業務負担の軽減や、詐欺対策をはじめとする各種事案対応への警察力の投入が可能となった。