兵庫県赤穂署でプロ競輪選手による自転車安全教室

兵庫県赤穂署でプロ競輪選手による自転車安全教室4月に自転車用ヘルメットの着用が努力義務化されたことから、兵庫県赤穂署と日本競輪選手会兵庫支部は赤穂市立原小学校でプロ競輪選手による自転車交通安全教室を開いた。

元競輪選手という同署警務課の賀川敏之巡査長(38)と、賀川巡査長と高校の同級生で現在S級1班で活躍する村田雅一選手(38)ら現役の4選手が指導に当たり、正しいヘルメットの装着方法などを全校児童に伝えた。

競輪の自転車を固定ローラーに乗せ、選手や児童らがスピード計測にも挑戦(写真)。競輪のトップスピードは時速70キロにも達するといい、村田選手は「命の大切さを人一倍感じてヘルメットを着けています」と頭部を守る大切さを訴えた。体験した6年生の児童は「意外にスピードが出た。自転車に乗るときは必ずヘルメットを着け、あまりスピードを出さないようにしたい」と話していた。