愛知県刈谷署が安全運転呼び掛ける懸垂幕を設置
「春の全国交通安全運動」にあわせ、愛知県刈谷署は県交通安全協会刈谷支部、刈谷安全運転管理協議会と連携し、市民の交通安全意識を高める懸垂幕を庁舎壁面に設置した(写真)。
懸垂幕に記載されている、刈谷(かりや)に掛けた「かくにん・ゆっくり・やさしい運転」の啓発文は、同支部の小林敦子支部長が考案したもの。管内には、国道1号・23号といった主要幹線道路が走り、速度超過に起因する重大交通事故が発生していることから、市民に速度を抑制した安全運転を呼び掛けるねらいだ。
同署管内では今年3月、深夜の国道23号で右直事故が発生し、右折車の後部座席に乗っていた若者がシートベルト未着用だったため車外に放り出され、意識不明の重体となった。同署では「懸垂幕を通して市民への安全運転とともに、公務中の事故防止の徹底を図る」としている。