埼玉県警のライトアップ表示板が横断歩道の事故防止に大きな効果

埼玉県警のライトアップ表示板が横断歩道の事故防止に大きな効果信号機のない横断歩道での新たな安全対策として、埼玉県警本部交通規制課はライトアップ表示板を開発し、昨年度中に県内10カ所に設置した(写真)。1カ月後に効果を調査したところ、車両の停止率が平均で9.5%上昇していることが分かった。

同表示板は、横断歩道に歩行者が近づくとセンサーが感知し、横断歩道標識の下に設置した表示板に「横断あり」の文字と、注意喚起用の黄色のLEDライトが交互に点滅する仕組み。さいたま市西区西大宮地内の設置場所では、設置前に比べて車両の停止率が17.0%も上昇するなど、高い効果が認められた。