宮城県警察学校の初任科生が入寮と非常招集訓練
宮城県警察学校に4月1日付で入校した初任科第103期生108人(短期課66人、長期課42人)と一般職員初任科第38期生15人が同日、入寮した。
満開の桜並木の下、入寮生は緊張した面持ちで校内に入り、一人一人が大きな声で自己紹介。午後からの入寮式に続いて、アリーナで制服やワイシャツ、ヘルメットなどの給貸与品が配分された。その荷物の多さに驚きの表情を見せつつも、教官の指示を受けながら一つ一つ確認。「早く一人前の警察官になれるように同期の仲間と一生懸命頑張りたい」と、これからの警察学校生活に目を輝かせていた。
また、4月15日には特別指導期間中で外出泊禁止中の初任科生が、午後3時からの第1回非常招集訓練に臨んだ。県内で最大震度7の地震が発生したとの想定のもと、合制服上下や合制帽、短靴を着用したうえで、筆記用具とメモ帳を携行してアリーナへ(写真)。初めての招集訓練だったが、全員が定められた服装で15分以内に集まることができた。