福島県双葉署の2駐在所が避難指示解除受けて運用を再開

福島県双葉署の2駐在所が避難指示解除受けて運用を再開東日本大震災に伴う福島第一原発事故の影響で閉鎖されていた福島県双葉署室原駐在所と夜の森駐在所の運用が再開された(写真は室原駐在所の開所式)。

両駐在所が管轄する双葉郡浪江町と富岡町は、原発事故による避難指示区域の設定、避難指示解除準備区域・居住制限区域の解除などを経て、帰還困難区域の一部地域が復興拠点に設定され、先行して除染やインフラの整備などが進められてきた。3月22日には、原子力災害対策本部会議で同区域の避難指示解除が決まり、31日午前10時に浪江町の復興拠点と、4月1日午前9時に富岡町の復興拠点の避難指示が解除された。

両駐在所の開所式はいずれも3月30日に行われ、齋藤光次地域部長や佐藤裕治署長、各町長・町議などが出席した。