愛知県知多署がお寺の豆まき式会で防犯キャンペーン

愛知県知多署は管内の「大智院」の節分豆まき式会で、特殊詐欺や侵入盗などに注意を呼び掛ける防犯キャンペーンを展開した（写真）。

活動では、鬼に扮して「犯罪」や「詐欺」と書かれた布を胸や背中に貼り付けた署員に向かって、参詣者が「詐欺は外」などと声を上げながら豆を投げつけた。同署によると、昨年1年間に管内で発生した特殊詐欺被害件数は前年比4件減の5件だったが、被害総額は増加。署員は「コロナ外! 詐欺は外! 鬼は外!」と書かれたボードも手に掲げ「厄災」とともに詐欺にも注意するよう訴えた。

侵入盗被害も24件で前年より8件増えており、同署担当者は「被害に遭わないように、機会があるごとに住民に呼び掛けていきたい」と話していた。