愛知県警が詐欺被害防止の錯覚シートを信金ATMに設置
愛知県警本部生活安全総務課は特殊詐欺被害を水際で防ぐ対策として目の錯覚を使って平面の絵が立体的に見える錯視シートを愛知信用金庫10支店のATMコーナーに設置した(写真)。
南山大学と名城大学の心理学を専攻する大学教授、大学生ボランティアがシートの製作に加わった。より多くの人に分かりやすく注意喚起するため、シートのデザインにピクトグラムを採用。また、「お急ぎの方へ」「還付金?未払金?」というキーワードを添え、動揺した状態でATMに来る被害者に自分へのメッセージだと気づかせる「当事者意識」の要素を心理学的知見から取り入れている。