愛知県警で勤続15年・25年の巡査部長・巡査長対象のスキルアップ研修会

愛知県警はさきごろ3日間、組織の中核を担う、勤続年数がおおむね15年から25年の巡査部長・巡査長の地域警察官を対象とした研修会を開催した。

将来の組織の人的資材にかかる各種課題を見据え、地域警察官の意識改革、人的資材の活性化を図ることが目的。研修では、現場におけるリーダーとして「後進の模範」となるような意識付けと、県警プロフェッショナルによるスキルアップ教養を組み合わせている。

警務課補佐による「県警を取り巻く情勢」に関する講義、警察庁指定広域技能指導官による「職務質問要領」「人身安全対処事案対応要領」、教養課補佐による「実戦的総合訓練の訓練実習」などの内容で実施。研修後、受講者は学んだ知識と技能を生かし、自所属で実戦的総合訓練等の企画立案など、還元教養に取り組んでいる。