新潟県警鉄警隊が県内各所属で不審者対応訓練行う

 新潟県警鉄警隊が県内各所属で不審者対応訓練行う全国的に発生した鉄道内での刺傷事件を受け、新潟県警鉄道警察隊は9・10月にかけ、県内各所属や鉄道事業者と協力し、不審者対応訓練や防犯広報を行った(写真)。

警察、事業者双方の対処能力の向上がねらい。

9月22日は、長岡署や機動隊、JR東日本新潟支社と連携し、長岡駅構内と走行中の列車内を訓練場所に不審者対応訓練を実施。「駅に到着する在来線列車内で刃物と液体を持った不審者が暴れた」との想定で、乗客役による緊急ボタン押下、ドアコック操作の確認、乗務員による不審者対応の要領について確認した。列車到着後、通報を受けて臨場した署員が犯人を制圧し、車内でまかれた液体を機動隊員が回収。想定を終え、署員が長岡駅員らJR職員に刺股の使用方法を指導した。