三重県津署で山間地の洪水被害想定した災害警備訓練
三重県津署は県警航空隊や県情報通信部機動警察通信隊の支援を受け、管内山間地の「錫杖ヶ岳(しゃくじょうがたけ)」で、洪水被害を想定した災害警備訓練を行った(写真)。警察無線や携帯電話が通じない通信環境が厳しい地域であっても、迅速・的確な災害警備活動ができる対処能力を身に付けることがねらい。
訓練では「猛烈な台風により各地で洪水被害が発生しているなか、錫杖ヶ岳付近を車両で走行していた家族と連絡が取れない」との通報を受けた状況を想定。現地指揮本部を立ち上げ、車両の捜索活動を実施した。