岐阜県警で電動キックボードの研修会開く
今後、急速な普及が見込まれる電動キックボードの適切な対応を確認するため、岐阜県警は県や高山市、シェアリング事業者と合同で10月24日、安全な走行の確保に向けた研修会を高山署で行った。
同署が管轄する高山市は有数の観光地で、産業競争力強化法に基づく特例措置が県内で初めて適用される予定という。管内が隣接する下呂・飛騨署の交通課長も参加し、特性の理解に努めるとともに、実車を用いた試乗も行った(写真)。
研修では、現行の電動キックボード、特例措置の対象となる電動キックボード(特例電動キックボード)、改正道交法施行後の電動キックボードの違いを踏まえた対応要領について確認したほか、電動キックボードによる事故発生状況、全国・県内の指導取締り実施状況、道路標識や区画線、道路標示に関する命令の規定の読替えによる特例措置の概要などの説明を受けた。