愛知県名古屋南部ブロック署で初動警察活動訓練
愛知県南署など名古屋南部ブロック署(ほか緑・半田・東海・知多・常滑・中部空港)の7署は本部通信指令課や自動車警ら隊、警備課警察航空隊と合同で緊急配備等の初動警察活動訓練を行った。
訓練は、拳銃使用による暴力団対立抗争事件を想定して行われ、通信指令課の総合的指揮のもと、警察航空隊ヘリとパトカーが、事件発生地の常滑市内から知多半島を縦断。名古屋市南部に至る広域エリアに空陸一体となった組織的包囲網を敷き、被疑者を逮捕現場へと追い込んで確保した(写真)。
実戦さながらの緊張感溢れる訓練となり、南署では、専務員も防弾衣や防弾帽を装着して配備を実施。熱中症対策で水分補給班を初めて編制し、配備箇所に飲料水を届けた。参加者からは「防弾衣等の装着時の体力的負担と水分補給の重要性を体感できた」などの感想が聞かれた。