愛知県中署でコンセプトショップ協会が設立

 愛知県中署でコンセプトカフェ協会が設立近年、メイドや制服などをコンセプトとしたカフェが増えつつあることから、愛知県中署は店舗が集中する大須商店街でクリーンアップキャンペーンなどの各種対策を推進し、青少年の健全育成と善良な風俗環境保持等を図っている。
こうしたなか、コンセプトカフェ営業者有志の意向に基づき、営業者による自主規制団体設立に向けた検討会を3月から開始。同商店街連盟や県、報道機関、警察で検討を重ね、8月1日、営業者代表の男城月菜さん((株)プロジェクトセレネ代表取締役)を理事長とする「大須コンセプトショップ協会」が設立された。

協会では、過剰サービスの排除と青少年の保護を主体とした規制を設定。具体的には

  • キャストドリンクの禁止(顧客が店員に対する飲食を注文することにより一定時間会話をすることが許される接待行為と容認されるサービス)
  • 18歳未満を雇用する際の保護者からの同意書の徴収

などが定められている。

設立当日には、男城さんをはじめ関係者が同署を訪問(写真)。「地域にも店員の親にも安心安全な営業を目指す」と決意表明した。