兵庫県加西署が落語で呼び掛ける交通安全啓発動画を制作

兵庫県加西署が落語で呼び掛ける交通安全啓発動画を制作兵庫県加西署は県出身の落語家・笑福亭鶴笑さんと協力し、交通安全啓発を内容とした落語の動画を制作した(写真)。YouTube県警公式チャンネルなどで7月中旬から公開しており、同署担当者は「幅広い世代に、落語を通じて交通ルールを楽しく学んでほしい」と話す。

古典落語の「平林(たいらばやし)」をベースとした創作落語で、奉公に出た主人公が手紙を届けに行く道中に、横断歩道の手前にはダイヤマークの道路標示があることや、歩行者に対する交通ルールを学ぶという内容。このほかに、飲酒運転やあおり運転に関する謎かけの小噺も動画に盛り込まれている。

動画編集は、県立北条高校放送部に依頼し、作業に携わった生徒は「動画を通じて交通ルールを守ることの大切さを伝えられたら」と話していた。(動画:YouTubeが開きます)