青森県警察学校が初任科生に障害者・高齢者の教養を実施

 青森県警察学校が初任科生に障害者・高齢者の教養を実施青森県警察学校は今春入校した初任科第142期、第143期生を対象に、障害者や高齢者などに関する教養を行った。学生は車いす体験や視覚障害者疑似体験などを通じ、人権尊重の重要性や困難な事情を抱える者に配慮した職務執行の必要性を学んだ。

青森市社会福祉協議会職員の指導により、同校体育館で

  1. 車いす体験
  2. 視覚障害者疑似体験
  3. 高齢者疑似体験
  4. 片まひ疑似体験

の4講座を実施。車いすの操作方法や点字ブロックに関する教養の後、学生は2人1組のペアに分かれ、車いすによる移動や、身体障害や視覚障害を再現するサポーター、ゴーグル等を着用しての歩行・起居動作を行い(写真)、各動作の不自由さについて認識を深めた。また、障害者等を介助する側の心構えや介助要領の基本についても確認した。