岡山県美咲署で警察嘱託犬を「特別防犯対策犬」に委嘱
岡山県美咲署は管内の嘱託犬指導者が飼育するトイプードル「ハンナ」とラブラドールレトリーバー「ハーシー」の警察嘱託犬2頭を「特別防犯対策犬」に委嘱した。
2頭は「岡山県警察嘱託犬審査会」で合格し、昨年12月1日に警察犬として嘱託された。特にハンナは、県警初のトイプードルの警察嘱託犬で、県内外からの注目が大きい。今後2頭は、警察犬としての本来の活動はもとより、オリジナルの制服に身を包み、防犯や交通安全などの広報啓発活動、通学路の見守り活動に従事する。
特製の制服は、本部装備課に返却された男性警察官用合服上衣、子供用制服の生地を活用。鑑識課とデザインを調整のうえ、岡山市の犬用服制作会社に発注して制作した。同署3階大会議室であった委嘱式には(写真)、嘱託犬指導者の井上暢惠さん、青木署長や署管内防犯連合会長(美咲町長)などが出席。安全安心な街づくりに向けた2頭の活躍に期待を寄せた。