岡山県警が御朱印の「挟み紙」活用で詐欺被害防止を広報

岡山県警が御朱印の「挟み紙」活用で詐欺被害防止を広報高齢者を中心とした幅広い年齢層に特殊詐欺被害防止を広報するため、岡山県警は神社等で御朱印を渡す際に使う「挟み紙」を活用し、被害に遭わないよう訴えている。県神社庁と連携し、県内の神社47社で2月3日から配布を開始した。

県警が、老若男女を問わず人気のある御朱印に着目した取組み。挟み紙は、御朱印の墨や朱が後ろのページに写らないように使用する。大判の御朱印帳にあわせた縦18cm×横12cmで、配布対象ごとに2種類(各6,000枚)を作製。用紙は「高砂奉書60㎏」を使用し、2色刷りで紙質・画風ともに”御朱印風”に仕上げている。中央に大きく「特殊詐欺根絶」「特殊詐欺撃退」の文字と旭日章を添え、「留守番電話機能を活用して電話でお金の話があった時は誰かに相談する」「若い世代に高齢者を被害から守る」ように呼び掛けている(写真)。