北海道札幌方面浦河署が「騎馬参拝」で馬上から交通・地域安全を啓発
北海道札幌方面浦河署は1月2日、明治43年から続く伝統行事「騎馬参拝」にあわせた啓発活動を行い、同署の女性警察官が馬上から交通安全や地域安全を呼び掛けた(写真)。
騎馬参拝は、有数の馬産地として知られる浦河町で、人馬の無病息災を願って開催されている。113回目となる今年は、乗用馬やポニーなど計12頭が参加し、牧場から参拝先の西舎神社に向かう道程を行進。女性署員は制服姿で「交通安全」「地域安全」の旗を腰部に装着した馬に乗り、後方を歩くほかの署員とともに、交通事故や特殊詐欺の被害防止を訴えた。
地域住民はもとより、道民にとって関心の高い歴史ある行事であり、馬上の警察官の姿は大いに注目を集め、効果的な広報啓発となった。