静岡県浜北署が信金と災害時の代替施設確保の協定結ぶ

 静岡県浜北署が信金と災害時の代替施設確保の協定結ぶ大規模災害で警察署庁舎に重大な被害が生じ、その機能が失われた場合の代替施設を確保するため、静岡県浜北署は浜松磐田信用金庫と、同信金の福利厚生施設の借上げに関する協定を締結した。

同署が現在のハザードマップをもとに、災害リスクの低い代替施設として、同信金のレクリエーションセンター内のクラブハウスを選定。管内の浜松市浜北区平口に所在しており、信金の協力を得て協定の締結に至った。クラブハウスは高台にあり、鉄骨平屋で耐震基準を満たしている。駐車場も広いため、活動拠点としての継続的運営が可能だ。

締結式では、石川真署長と高柳裕久理事長が、署庁舎が被災し災害警備活動の継続が困難となった場合などに、警備本部として災害警備活動を行うという趣旨を確認し、協定書に署名した(写真)。