岐阜県中津川署と長野県木曽署が列車の無差別殺傷事件想定した訓練
全国的に列車内での無差別殺傷事件が頻発していることから、岐阜県中津川署は管内が隣接する長野県木曽署、JR東海との合同訓練を行った。
総勢約30人(中津川署11人、木曽署5人)が参加し、相互の連携を確認するとともに、対応能力の向上を図った。訓練は「長野県内を走行中の上り(名古屋方面へ走行中)列車内で『不審者を目撃した』との110番通報を長野県警が受理し、木曽署員が南木曽駅から列車内の警戒を実施する」との想定で開始された。木曽署を通じて中津川署にスムーズに情報が共有され、中津川駅に到着した車内で刃物を所持した男を木曽署員が発見。駅構内に逃走した男を、現場に駆け付けた中津川署員と連携して取り押さえた(写真)。