山梨県南アルプス署がマウンテンバイクの機動力で防犯パトロール
山梨県南アルプス署はマウンテンバイクの普及等を目的に、地域に根ざした活動を行う団体「(一社)南アルプス山守人」と協力し、マウンテンバイクの機動力を生かした防犯パトロールに取り組んだ。
署員と同団体各4人の計8人が参加。団体が保有する最新のマウンテンバイクを活用し、早朝の小・中学生の見守りから活動をスタート(写真)。互いが把握している危険箇所やパトロール重点箇所を確認し、その後、山火事や不法投棄を警戒する林道パトロールを行った。
昨年、同署から防犯活動団体に任命された同団体は、青パトやマウンテンバイクで山間部をくまなく走り、普段から不審者や不法投棄の発見などに努めている。今回の活動は、団体の防犯意識の向上につながるとともに、小・中学校や各施設との連携が強化されることとなった。同署は「活動を一過性のものとせず、定期的に継続する」としている。