鹿児島県鹿児島西署で開庁50周年記念の式典開く
鹿児島県鹿児島西署で開庁50周年記念式典が警察官友の会支部長、警友会支部長らを迎えて開催された。
式では、本田尚志署長が「これまで支えていただいた諸先輩方に敬意を表すとともに、地域の皆さま方に感謝し、本年を新たな出発点として、署員一丸となって、地域の治安維持のためにまい進します」と決意を表明。署員が制作した署沿革史DVDの上映、県警音楽隊の演奏が催され、祝賀の席に花を添えた。
同署管内の旧伊敷村比志島(現鹿児島市皆与志町)は、近代日本警察創始者・川路利良大警視の生誕の地という。川路大警視が「警察手眼」で唱えた「聲無きに聞き、形無きに見る」の言葉は警察組織の在るべき姿を表すもの。同署は「原点回帰」の意味を込め、鹿児島市在住の書道家・松田貴志氏に揮ごうしてもらい(写真)、式典にあわせて署の玄関ホールに掲げた。