愛知県中署でコンセプトカフェ営業者への法令説明会

 愛知県中署でコンセプトカフェ営業者への法令説明会愛知県中署は管轄する大須地区内にメイドや制服などをコンセプトとしたカフェが60店舗以上存在することから、大須商店街連盟と共同で11月22日、営業者に対する法令説明会を開催した。

この種コンセプトカフェ等の営業形態に対しては、青少年の健全育成や善良な風俗環境保持等の観点から、各種法令に基づくさまざまな規制が定められている。過去には一部の悪質な業者が規制の網をすり抜け、青少年を有害な役務に従事させ、性的なサービスを強要するなどの事例が発生している。

説明会は、営業者に正しい法令の知識を身に付けさせ、少年の健全育成と善良な風俗環境を保持することがねらい。地区内52店舗から40人が参加し、違法性を帯びる営業形態の中で最も該当しやすい、県青少年保護育成条例に係る有害役務営業、風俗営業等の規制、業務の適正化等に関する法律に係る接待行為などに理解を深めた(写真)。