兵庫県加西署では飲酒運転根絶に日本酒ラベル作る

 兵庫県加西署では飲酒運転根絶に日本酒ラベル作る兵庫県加西署は管内に所在する酒造「三宅酒造」の協力を得て、同酒造が販売する純米吟醸酒に「飲んだら乗るな」などと記載したラベルを貼り付けた(写真)。「飲酒運転は許さない」との機運を醸成するねらい。同署によると県内初の試みという。

同酒造から「酒造といえども飲酒運転根絶に対する気持ちは同じ。是非とも協力したい」との申し出があり、実現の運びとなった。緊急事態宣言が解除となり、年末にかけて飲酒運転による重大事故が懸念されることから、啓発効果が期待できそうだ。

加えて、同酒造7代目蔵元の三宅文佳さんが飲酒運転防止を呼び掛ける動画も、制作・配信する予定。同署は「年末の交通事故防止運動に先駆けて、県民の意識高揚を図る」としている。