埼玉県警が多言語音声でパトロールを開始

 埼玉県警が多言語音声でパトロールを開始埼玉県警は社会情勢の変化にあわせた新たなパトロール手法として、多言語化した音声データを発信する「『見せる・知らせる』パトロール」を構築した。

従来のパトカーでの赤色灯点灯による「見せる」警戒に、犯罪や事故に関する注意喚起の音声を多言語で発信する「知らせる」活動を加えたもの。他署に先行して、特殊詐欺被害が管内で多く発生している東入間署で行ったところ(写真)、詐欺等の犯罪や交通事故の発生が減少。地域住民にも好評で、県警は音声の種類を拡大し、県内全署に導入する予定だ。