岐阜県大垣署で詐欺手口紹介の4コマ漫画を制作
多発するニセ電話詐欺被害を防止するため、岐阜県大垣署は詐欺手口を紹介する4コマ漫画(写真)を制作した。犯人によって言葉巧みにATMコーナーに誘い出され、金を振り込ませられる還付金詐欺、ニセ刑事が隙を見てキャッシュカードをすり替えるキャッシュカード詐欺盗の内容を4コマにまとめている。
制作を手掛けた同署地域課墨俣駐在所に勤務する近藤秀哉巡査部長は「詐欺手口を分かりやすく、記憶に残るよう意識をして描きました。この漫画で住民が詐欺手口を知り、前兆電話の段階から犯罪を看破できるようになれば。また、家庭で話題にしてもらい、家族全体の防犯意識が高まることも期待しています」と話すなど、手応え十分な仕上がりになっている。
同署は今後、4コマ漫画を回覧板などの各種広報媒体で活用し「前兆電話段階からの看破、被害の未然防止を目指す」としている。