愛知県天白署玄関に自転車安全利用の模範服装マネキンを展示

 愛知県天白署玄関に自転車安全利用の模範服装マネキンを展示愛知県天白署は自転車乗車時のヘルメット着用や自転車の安全利用を促すため、交通事故防止の模範となるマネキンを署の正面玄関に設置した(写真)。マネキンに着せた服装は、管内若宮商業高校の生徒がコーディネートを手掛けている。

自転車にまたがる高齢男性をイメージしたマネキンの服装には、白色のウインドブレーカーに、薄い茶色のズボンという明るい色合いを採用。ヘルメットをかぶり、反射材を身につけるなど、交通事故から身を守るための服装を心掛けた。マネキンと一緒に、同校総合ビジネス科デザインコースの生徒が描いた自転車安全利用ポスターも展示している。

愛知県では10月1日から、自転車利用者のヘルメット着用が、条例により努力義務化される。活動に協力した生徒は「どの年代の人でも着られ、暗くなっても目につきやすい色合いを考えた」「眼鏡のように、ヘルメットもファッションのワンポイントとして着用してほしい」と交通安全への思いを語った。マネキンは今後、運転免許試験場、同校、天白区役所を巡回する。