大阪府堺署が製菓会社や高校生と協力して広報啓発イベントを開催
特殊詐欺被害に遭わないよう広く市民に呼び掛けようと、大阪府堺署は地元製菓会社の中野物産(株)や高校生防犯ボランティア「私たちも見まもり隊コネクト」と協力し、広報啓発イベントを開催した(写真)。
イベントでは「川柳甲子園」と題し、大型ショッピングモールの広場に高校生が考えた詐欺防止に関する川柳18作品を掲示。来店客の投票で優秀作品を選出した。投票協力者には、同社の看板商品「中野の都こんぶ」や、同署と高校生防犯ボランティアが共同で製作した啓発イラスト入りエコバッグなどを配布した。
この日配られた「中野の都こんぶ」は、商品パッケージに詐欺防止の文言や、署マスコットキャラクター「さかいまもる」くんのイラストが入ったオリジナル仕様。来店客の反応も良く、「自分は大丈夫だと思っていても、その自信が落とし穴となり被害に遭う。注意しなくてはいけないと感じた」などの声が聞かれた。同署は今後、川柳の優秀作品を活用し、市民の防犯意識の高揚を図る。