高知県高知署が小学生制作の水難防止ポスターを地元量販店で掲示
高知県高知署は公立小学校の放課後児童クラブに水難防止ポスターの制作を依頼し、児童たちが描いた作品を地元量販店に展示した(写真)。
2年前に同署塚ノ原駐在所に着任した所員が同クラブに依頼して以来、継続して行われている。県内では毎年水難事故が発生していることから、子供たちに水の怖さを認識させ、地域住民に水難防止の意識を高めてもらうことがねらいだ。今年は「未来の川・未来の海・未来の私達」をテーマに児童が描いた作品を展示。感受性豊かな作品の数々に、展示スペースを訪れた市民からは「かわいい絵に癒やされます」「これからの時期は水の事故に気をつけたい」などの声が上がった。
同駐在所管内には、幕末の偉人、坂本龍馬も暑さをしのぐために泳ぎ遊んだ「鏡川」が流れ、例年夏の時期には多くの家族や学生などで賑わう。同署では、管内での〝水難ゼロ〟の達成に向け、今後もあらゆる施策を講じていく。