宮崎県警が特殊詐欺防止へ固定電話対策を推進
宮崎県警は、昨年中、県内でうそ電話詐欺(特殊詐欺)被害が19件発生し、被害者全体の約8割が65歳以上だったことから、高齢者を被害から守るための重点対策に取り組んでいる。
被害防止に一定の効果が認められる自動通話録音機の設置など、固定電話機対策もその一つ。そこで、県内全13署が、地域活動に熱心で、防犯意識も高い高齢者クラブなど21団体(会員総数787人)を「うそ電話詐欺被害防止推進モデル地区」に指定した(写真)。
各団体の会員は、自動通話録音機の設置や留守番電話の設定を率先して行うとともに、ほかの地域にも対策を広げ、防犯意識の高揚を図る。