富山県警で反社会的勢力排除の県企業防衛対策協議会開く

富山県警は富山市の「ANAクラウンプラザホテル富山」で県企業防衛対策協議会を開いた。

県内企業約40社と企業関係者約50人が、暴力団など反社会的勢力の排除に向けて連携を強化することを確認した。協議会で、県警の杉本伸正本部長は「暴力団の弱体化、壊滅は警察のみでは成し遂げられず、社会の排除活動が不可欠」とあいさつし、本部組織犯罪対策課補佐が近年の暴力団情勢を説明。県弁護士会民事介入暴力および弁護士業務妨害対策委員会委員長の川原拓也氏が「カスタマーハラスメント等を含むクレーマー対応について」と題する特別講演を行い、企業担当者の反社会的勢力に対する排除機運の醸成を図った。