埼玉県羽生署が年金支給日に特殊詐欺被害抑止啓発キャンペーン

 埼玉県羽生署が年金支給日に特殊詐欺被害抑止啓発キャンペーン埼玉県羽生署は年金支給日の4月15日、羽生市内の金融機関前3カ所で特殊詐欺被害抑止の啓発キャンペーンを行った。

活動では「羽生市振り込め詐欺乙女隊」と協力。署員とオレンジ色のジャケットを着た隊員が金融機関利用者や通行人に対し、詐欺手口などが書かれた啓発チラシやマスク(3枚)、除菌シートをまとめた啓発品200セットを配布した(写真)。

乙女隊の名称は、「振り込め詐欺を止めたい」の「を止めたい」から取った。同署は「年6回の年金支給日(隔月15日)にともに活動する」と計画している。同署の本山武男生活安全課長は「管内では、昨年2件の特殊詐欺が発生しているが、今年の被害はゼロ。このまま継続できるように市民に注意喚起していきたい」と話していた。