愛知県南署が詐欺被害防止の錯視サインの啓発シートを製作
特殊詐欺被害に遭わないよう防犯意識を高めてもらおうと、愛知県南署と南区防犯協会は「錯視サイン」を活用した啓発シートを製作し、署や管内金融機関に設置した(写真)。
錯視サインとは、目の錯覚を利用し、平面を立体的に見せる技法のこと。縦横約1メートルのシートには「STOP!特殊詐欺」の文字と県警マスコットキャラクター「コノハけいぶ」が描かれ、立体的に浮かび上がっているように見える。
シートを設置した金融機関の職員は「離れた場所からでも目に入る。窓口での対応時だけでなく、ATMコーナーでも被害を食い止めたい」と話していた。