和歌山県田辺署で花粉症表示プレート作り市民の不安を払拭

 和歌山県田辺署で花粉症表示プレート作り市民の不安を払拭新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立たないなか、和歌山県田辺署は「わたしは花粉症です」と記載した署オリジナルプレート(写真)を作り、3月10日から運用している。

花粉症の咳やくしゃみの症状が、警察活動の支障となる恐れがあり、一般市民に不安を与えないための対策として考案した。花粉症の署員が制服などの胸の位置に装着することで、対応した相手の安心感の醸成を図っている。

名札サイズのプレートには、署員が考案した署マスコットキャラクター「弁警くん」のイラストも入る。「弁警くん」は、田辺市が出生地とされる、市のシンボル的存在の「武蔵坊弁慶」がモチーフ。愛称は、仁王立ちし睨みをきかす弁慶の力強いイメージと、悪に睨みをきかせ、あらゆる犯罪に立ち向かう警察を掛け合わせた。