埼玉県児玉署が管内郵便局と特殊詐欺撲滅の協定結ぶ
埼玉県児玉署は特殊詐欺被害防止対策の一環で管内の7郵便局(児玉、太駄、美里、美里東児玉、渡瀬、丹荘、青柳)と「特殊詐欺の撲滅に関する協定」を締結した(写真)。
郵便局側が、利用者の被害が疑われる際の通報、被害防止の広報啓発活動、家族の被害防止に向けた職員教育に取り組み、同署が発生状況や最新の手口等水際防止の参考となる情報提供を行うという内容。警察署が日本郵便との間で詐欺防止に特化した協定を結ぶのは県内初となる。同署は「郵便局が管内金融機関の半数を占めることから、水際被害防止の強化につながり、広報啓発により住民の抵抗力強化が見込める」と判断し、協定締結を働き掛けた。