北海道札幌方面北署が公衆浴場の湯船に詐欺被害防止グッズ浮かべる

北海道札幌方面北署は札幌市北区にある公衆浴場「渥美湯」の協力を得て、特殊詐欺防止の防犯グッズを浴槽内に設けるなどの啓発活動を行った。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、人と接する防犯講話や街頭活動を制限する必要があることから、非接触型の啓発活動として、高齢者の利用が多い公衆浴場に目をつけた。浴場の浴槽内に、発泡素材の「ジョイントマット」を活用した詐欺防止マニュアルを浮かべており（写真）、湯船につかりながら見ることができる。

入浴客の反応も上々で、高齢客からは「入浴時間も有効に使えますね。詐欺に気をつけます」との声が聞かれ、市民の防犯意識を高めることができた。