兵庫県朝来署の駐在夫人が得意のイラストで詐欺被害防止ポスターを作製

 兵庫県朝来署の駐在夫人が得意のイラストで詐欺被害防止ポスターを作製兵庫県朝来署は青倉駐在所勤務員の安達弘巡査部長の妻・奈津美さんがデザインした特殊詐欺被害防止ポスターを、管内の金融機関や無人ATMなど約50カ所に配布・掲示した。

奈津美さんが制作したオリジナルキャラクター「あおくら君」が、但馬弁で「~だから」を意味する「~だしけ」を使い、「その電話が『詐欺』だしけ!」と注意を呼び掛けている(写真)。親しみやすいかわいらしいイラストが特長で、できる限り文字を少なくして見た人の記憶に残るように工夫を凝らした。

奈津美さんはこれまでも、趣味の絵で駐在所の仕事をサポートしてきた。防犯標語「いかのおすし」のカルタ風イラストを描いたり、防犯紙芝居の小道具を作ったり。駐在所入り口の窓ガラスには季節にあわせて、クリスマスやお正月などの絵も描かれ、地域住民の衆目を集めている。安達勤務員も「大いに助けられている」といい、今後も“夫婦二人三脚”で地域に密着した活動に取り組んでいく。