福岡県折尾署で小学生対象の情報モラル標語コンクール

 福岡県折尾署で小学生対象の情報モラル標語コンクールSNSを起因とする児童の犯罪被害や各種トラブルが増加していることから、福岡県折尾署少年課は小学生を対象とした情報モラル標語コンクールを行い(写真)、児童の情報モラル(情報を扱ううえで求められる道徳)と規範意識の向上に努めた。

標語は、同課と通信業者が昨年9月に開催した情報モラル教室を受講した5・6年生の児童から募集。約180作品の応募があり、署員と署少年補導員が「のせないで 個人情報 身の危険」「SNS きけんを感じて SOS」など6作品を優秀作品として選出した。

同署で6人に対する表彰があり、受賞児童は「中学生になってスマホを買ってもらったらルールを守って正しく使いたい」と語った。各作品は署少年補導員で書道家の向井紫雲氏が書にしたため、署1階ロビーに展示。作品を見た署員や来署者にも大好評で、情報モラル教育の重要性を広く浸透させることができた。